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修復の必要性

 
 
 
 

 「耐久性のある石は、未来永劫そのまま」

 
そんなことはありません。
  
様々な想いが集まる慰霊碑や墓標には、耐久性のある石材が使用されています。
 
石種や仕上げ、周囲の環境にもよりますが、様々な要因で補修が必要な場合があります。
 

欠損の原因 

1)外部要因(衝突、落下など)による欠損、キズ
2)経年の汚れ(カビやコケ等の繁昌)による内部侵蝕
3)風化による脆弱化(亀裂や崩落)
 
 
昨今多発する自然災害(地震、大雨、大風、河川氾濫など)をはじめとする1)外部要因も多いですが、2)3)の石材自体の劣化も数多く存在します。
 
2)3)の場合は、適切なメンテナンスを行うことで予防、延命化を図ることができます。 
 
特に、想い入れのある慰霊碑、墓石などの延命化はもちろん、交換が困難な建造物などには最適な技術です。
 
 

欠損部の修復方法

欠損部がそのまま使える場合は 接着し、傷口周辺など失った部分には状況に応じて補修材を充填、成形し、着色によって違和感を無くしていきます。
 
 
欠損の原因が、汚れや風化の場合、石材内部の汚れを徹底除菌(クリーニング)し、風化で脆くなった部分を除去します。
その後、可能な限り使える部分を再利用し、隙間を補修材で充填補強し、着色により整えていきます。
 
雨水の浸透によるさらなる風化を抑制するために、仕上げに、石材専用のコーティングを塗布し吸水率を低下させます。
塗膜を作らず風合いを損なわないタイプですので、自然な仕上がりです。
 
 
また、使用する補修材は、硬化後、再度彫刻が可能な強度が出ますので、戒名などが明確な場合は復刻することも可能です。
 
修復は元々の状態がわからず高度な技術を要する場合がありますが、「大切にしたい」というお気持ちにお応えすべく全力を尽くします。
 
 

墓石クリーニングの女から、修復師へ

 

2007年に墓石クリーニングの仕事を始めた頃は、お墓をキレイにすることへの抵抗や、薬剤を使用しての手洗いへの不安感を抱く方も少なくありませんでした。
 
 
たけしょうの墓石クリーニングは素材に優しいクリーニングであり、お墓を大切に思う気持ちを汲んで作業にあたっていることを、どうしたら伝わるのか考え、「墓石クリーニングの女〜あきねぇ便り」を書くことにしました。
 
 
2008年6月から2015年3月まで、「来月楽しみにしてるよ〜」との声に励まされ、80枚以上の月報を書きました。
それは、墓石クリーニングのことに留まらず、死と生を見つめる内容にとなっていきます。
 
 
お墓に触れることで、多くの施主様の悲しみやご遺族への想いを知るのですが、私自身、若くに亡くした母のことや、祖父母の臨終時のこと、亡父の人生を振り返ることができました。
 
 
生きている時には気づけなかったことを、会えなくなってやっと、知ることになるのです。
 
「なんで?」「こんなふうになりたくない。」「もっとこうすればいいのに。」などと、身近な人にはつい厳しい目で批判してしまいます。
 
 
娘でありながら、葬儀で知らなかった親の人生や人間性に気付かされてみたり、何十年も経ち親という立場になってから気付かされたりすることもあります。
 
今は、彼らの想いが、私という人間の基礎を作っているのだと感じます。
私に沢山の愛情を注ぎ、育ててくれた両親や祖父母には感謝しかありません。
 
そして、そんなことを私に気づかせて見送る機会をくれた葬儀や、手を合わせ話しかけ自分を見つめ直すことのできるお墓の大切さを伝えていきたい。
 
 
お墓の修復を始めたのは、3.11の震災があってからです。
傷ついたお墓を見て、心痛めている方のために、私のできることをしていきます。
 
 
クリーニングやコーティングも、お墓の延命化のためには必要なことです。
崩壊寸前のお墓でも、それはただの石ころではなく、誰かの大切な人がこの世に生きた証なのだから。
 

TakeShoコミュニケーションズ 株式会社  
    常務取締役 浦野 明子